2012年7月12日木曜日

今日読んだ本と感想。

内容紹介

歯は再生する力があるから抜かないで治す。歯科医療の現場は日進月歩だ!
最近の治療はなるべく神経(歯髄)を取らず、歯を抜かないようにするのが常識。歯には自己修復能力があり、たとえ虫歯に冒されても歯髄さえ生かしておけば象牙質は再生される。また、運悪く抜かなければならなくなっても、入れ歯や差し歯のほかにインプラントという人工義歯を利用することができるし、歯を抜いて必要な場所に埋め戻す自家移植という方法も考えられている。本書では、自分の歯を守りたいあなたのために、現在明らかにされている歯と歯周組織のメカニズム、さらにそれを応用した治療現場の最前線を紹介する。

目次

1 歯と歯周組織のメカニズム
1.歯のしくみと働き
2.歯周組織のしくみと働き
3.唾液腺のしくみと唾液の働き
2 虫歯(う蝕)
1.虫歯はどうして起こるのか
2.歯の痛みのメカニズム
3.虫歯の治療
4.虫歯にならないための予防法
3 歯周病
1.歯肉炎と歯周炎
2.歯周病と免疫システム
3.歯周病の治療法
4.プラークコントロール
5.歯周病の診断法
4 歯列矯正
1.歯が動くしくみ
2.歯ならびや噛み合わせが悪いとどうなるか
3.矯正治療
4.成人歯列矯正
5 顎関節症とは何か
1.顎関節のしくみと働き
2.顎関節症の正体
3.顎関節症の治療法
6 噛むことの重要性
7 新しい治療法
1.インプラント
2.自家移植
3.接着性レジン
4.CAD・CAMシステム
5.夢の歯科医療
8 そのほかの病気
1.歯性病巣感染
2.口内炎
3.かびやウイルスによる口腔の病気
4.口腔ガン
5.唾液腺の病気
6.顎の病気
9 インフォームドコンセント

口の中のいろいろなことを知ることが出来て面白かった。

逆に、最新の医学でもいまいちはっきりと分かっていないことも多いことを知り驚きもした。

他には、今までの歯科医療では当たり前だと思われてたことや、一般に考えられていることが最新の研究でそうでもないことがあることを知ることで、歯科医療にかぎらず常識を信じすぎずに疑ってかかることの大切さにあらためて気づくことができた。

ということで、本書を読んだことを活かすために、とりあえずすぐ出来ることとして、歯磨きをしっかりしようと思った今日この頃。

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