今日読んだ本と感想。
よくぞ、生きているものだ!32秒に1人ずつ、いまも誰かが死んでいく。私たちひとりの「死のすがた」を読み解くものがたり。
あなたのそばの「死」のものがたり。
昨日まで元気で、今日眠るように死ぬ。ピンピンコロリと逝きたいが、人生そううまくはできていない。病死、事故死、中毒死から、人には言えぬ腹上死まで、あなたを待ち受けている運命は?死の心構え、できていますか?
目次
- 第1章 子供が老人になる!
- 第2章 勤勉な執事 心臓
- 第3章 未知なる自己 脳
- 第4章 不死の細胞 がん
- 第5章 悲鳴をあげる心
- 第6章 死にとりつかれた人びと 自殺と安楽死
- 第7章 ふりかかる災い
- 第8章 新たなる脅威 感染症
- 第9章 時代と死
- 第10章 不老不死とは夢か
人間は年をとればいずれは死ぬ、また病気では日本人は癌、心臓疾患、脳卒中で死ぬことが多いということくらいは知ってたけど、もう少し詳しく知りたいなあと思って本書を読んでみることに。
本書を読み終えてその知りたかったことを知ることが出来たのはよかった。けど、あまり知らないでよかったかなあ、知らぬが仏かなあと思ったことも知ってしまうことに。
それは、肉体的な病気による医学的な死因だけではなく、精神的、心の問題、自殺や他殺、事故や事件による死因、そしてその物語が描かれていたこと。そういう心構えで読んでなかったのでその部分では暗い気持ちになってしまった。(なので本書を沈んでる気持ちに読むのは避けた方がいいかも。)
ということで、気持ちが沈んでしまう部分はあったものの、とりあえず知りたいことを知ることができたので良かったなあと自分に言い聞かせ、沈んだ気持ちを通常の気持ちにしようと思う今日この頃。
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