今日読んだ本と感想。
●電子立国の空洞化を防ぐのは、若き電子回路エンジニアの大群だ。
心を1つにした集団的物作りは、昔は美徳だった。これからはイマジネーションで、新しい高度な設計をする若者が育ってくる。若者は愉快に青春を生き、アソビから閃き、パソコンで電子設計をする。こんな時代に、基礎からコツコツ勉強するのでは、現在のレベルには追いつけない。パーツは何千とあるし、次から次へと凄いものが現れてくる。
本書には、パーツのリアルな図版と、さまざまな実用回路がいきいきと呈示されている。若者が夢を描き、こういうものを作りたいと発想すれば、それを実現できる、現代にふさわしい電子回路活用事典の登場だ。
目次
- 第1章 回路を構成する部品・素子
- 第2章 基本回路とパソコン・シミュレーション
- 第3章 用途の広いダイオード回路
- 第4章 トランジスタ・FETスイッチ回路
- 第5章 アナログの極意──オペアンプの活用
- 第6章 メカトロ・モータ制御回路
- 第7章 すぐに使えるセンサ回路
- 第8章 かんたんな電源回路と放熱設計
- 第9章 主流のデジタル回路──基礎から応用へ
- 第10章 DOS/Vマシン活用回路
- 第11章 コンピュータとのデータ通信
- 第12章 プリント基板への実装
全体的には図解が本当に多くて読み易く、とても楽しく読み進めることが出来た。
普段使ってるパソコン(Mac)の中身がどうやって出来てるか、どんな仕組みなのかを知ることが出来たのが面白かった。
ただ、式や記号が沢山出てくるので、物理とそれに付随する数学の知識がないと難易度は少し高い1冊かも。面白い1冊だったけど私の知識不足で難易度の高い1冊でもあったかも。。
ということで、これからどんどん物理やそれに必要な数学の基礎的な知識を吸収していこうと思った今日この頃。
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