2012年6月19日火曜日

今日読んだ本と感想。

内容紹介

なぜ、ヒトだけが脳を進化させ得たのか?
脳がそれほど有用な器官であったのなら、なぜ他の動物では発達しなかったのでしょうか?
脳が大きくなるために、ヒトにはどんな変化が起こったのか?
手、二足歩行、声、思考、寿命、社会……そして、この大きな脳を支えるために発達したインフラとは?

生物としてのヒトが大成功している最大の原因が、発達した脳であることは、誰もが認めることです。しかし、ヒトの脳がなぜこれほどまでに大きく発達してきたのかは、まだまだ解明されていない、人類進化史の中の最大の謎のひとつです。霊長類の形態比較を研究する著者が、全く新しい視点からこの難問に挑みます。

目次

第1章 まずヒトの進化をたどってみよう
第2章 なにが脳の発達を促したのか
第3章 言語コミュニケーションを行う発生器官の進化
第4章 脳の拡大は、なぜ、どのように起こったのか?
第5章 カニクイザルの道具使用行動
第6章 脳のエネルギー消費を支える食物獲得方法の進化
第7章 寿命と老化と脳の進化
第8章 長い成長期間と脳の関係
第9章 脳のインフラとしての脂肪

ヒトのこと、そしてヒトと他の動物(特に霊長類が多かったかな)の違い、さらにヒトと他の動物を比較することに酔って他の動物のことを知ることができてとても面白かった。

ヒトもそうだけど、動物はそれぞれの生活に合わせて上手く出来てるものだなあと関心しきりだった。

ただ、進化論で説明されている内容についてはう〜んという印象。というのは私自身が進化論について少し疑い深いからかも。それでも、少しは進化論にも興味を持ち始めた。

ということで、食わず嫌いになるのではなく、興味がないことでもとりあえず調べたり触れたりしてみることは大切だなあと感じた今日この頃。

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