今日読んだ本と感想。
テストでわかる人間のふるまいに隠されたカラクリ
同じ時間でも長さが異なって感じられたり、毎日見ているものでも記憶があやふやだったり、他人とはつい離れて座ったりと、人間の感じ方や行動は不可思議なことだらけ。普段あまり意識することのないふるまいをテストを通して自分で体験しながら、人間のもつ能力や特性を再認識する。
●線がないのに形が見えるのはなぜ?
●つり橋上で出会った人を好きになるのはなぜ?
●人混みの中で自分の名前が聞き取れるのはなぜ?
●思い出すとき、つい体を動かしてしまうのはなぜ?
●リーダーによって生産性が異なるのはなぜ?
●集団になると力を抜いてしまうのはなぜ?
●歳をとると趣味をはじめたくなるのはなぜ?
目次
- 1.視覚と認知
- 2.聴覚と認知、言語
- 3.その他の知覚と認知、複合知覚
- 4.感情・情動
- 5.記憶、学習
- 6.思考、心理テスト、適応行動
- 7.社会行動
錯覚、誤解(ここでいう誤解は理解不足というよりそういう風に人間が出来ているという意味)とその理由等を沢山知ることができて面白かった。
今後これは錯覚してるのかも、こういう理由で誤解してるのかもということを日常生活の中でも見つけたり感じたりすることが出来てワクワクすることが増えそう。
ただ、それと同時にこれは錯覚かも、誤解かもとしばらくは疑い深くなってしまいそう。(実際に本書を読み進めるにつれて、気づけば著者がこういう錯覚をさせたいんじゃないかと考えながら問いの答えの裏、裏の裏まで考えるようになってたので。)
それにしても、人間の感覚、知覚等は上手くできてるなあと思った今日この頃。
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