今日読んだ本と感想。
金属とはなにかがよくわかる!
「金属」と総称される物質の特徴とはなんでしょうか。金属光沢、丈夫さ、電気や熱をよく伝えるといった性質はどうして生じるのでしょう。いつ、どうやって金属元素はこの宇宙に誕生したのでしょうか。こうした物理的な基礎にはじまり、鉄やアルミニウムのような身のまわりにあふれた金属の精錬の原理から加工法、形状記憶合金やアモルファス金属などの先端素材の製法や応用技術、生活の中で重要な位置を占める金属製品の作り方、さらには生命と金属のかかわりにいたるまで、金属に関するさまざまな話題をひろってやさしく解説します。
目次
- 鉄、銅、アルミニウムからレアメタルまで現代生活を支える金属のすべてがわかる
- 第1章 金属の基礎知識
- 第2章 それぞれの金属にせまる
- 第3章 特殊な金属材料
- 第4章 産業に見る金属
- 第5章 生活の中の金属
- 第6章 生命と金属
タイトルに「なんでも」、「小事典」とある通り、いろいろな金属のこと、金属のいろいろなことを知ることが出来て面白かった。
特に、挿絵が手書き感満載で親しみ易く、とても楽しく読み進めることができた。
ただ、レアメタル、レアアースのことについては載ってはいたけど、本書の出版年が1997年ということもあり、最近の事情(たとえば携帯電話とかスマートフォン)とかとの関係はあまり載ってなかった感じ。
ということで、これからは身近な金属を少し気にしてみたり、もう少し最近出版された本書のような内容の書籍を見つけて読んでみたいなあと思った今日この頃。
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