今日読んだ本と感想。
2002年ノーベル物理学賞受賞
ニュートリノで宇宙を透視すると何がわかるか?
あらゆる物質を通り抜けてしまう不思議な粒子ニュートリノを観測することによって、いままで見えなかった宇宙の奥の奥まで見ることができるようになった。宇宙誕生の1秒後の姿からミッシングマスの正体まで、知られざる宇宙の実像が浮き彫りにされる。
目次
- 第1章 物理との出会い
- 第2章 素粒子とそれらの間に働く力
- 第3章 星の一生と元素の創生
- 第4章 宇宙のはじまり
- 第5章 ニュートリノ天体物理学の誕生(カミオカンデ)
- 第6章 更なる発展(スーパーカミオカンデ・その他)
- 第7章 これから何処へ
直接の内容とはずれるけど、物理学者と金についての著者の実体験について書かれているところが面白かった。物理学に興味があって将来学者になりたいなあとなんとなく思ってる人には、そのことについて大雑把にだけど知ることが出来て面白いと思う。(もちろん昔と今じゃだいぶ違うんだろうけど。)
そして内容的には、高校くらいまで(?)の物理、化学等(あと数学もかな)の知識がしっかりついていれば容易に、しかも楽しく読み進めることができそう。
逆にいえば、高校くらいまでの物理、化学等の知識がないと読み進めるのはちょっと難しくて退屈かも。(私はどちらかというとこちらよりで、だからこそ直接の内容とずれたところが特に面白く感じたのかも><)
ということで、本書をより楽しく読めるようになるためにも、高校くらいまでの物理、化学(もちろんその他の分野も)今後身につけていきたいなあと思ったり、高校くらいまでの難易度でも知らないことが沢山あることを感じたので、これからそれを知る喜びを味わうことができるんだなあと思ってワクワクしてきた今日この頃。
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