今日読んだ本と感想。
サルにも、美女、美男がいるのですか?
人間とは何か?人間とはどこからきたのか?そのような問いに対するひとつの答えが本書です。
人間を含めたサルの仲間のことを「霊長類」と言います。本書は、霊長類に関する素朴で愉快な疑問を100問集め、それぞれの専門家がわかりやすく答えました。最新の霊長類学による興味深い答えの中から、人間を考える新しい視点が浮かび上がります。
●なぜチンパンジーはナックルウォーキングで、ヒトは直立二足歩行なのか?
●サルは数を数えられますか?
●サルは鏡に自分が映っているのがわかりますか?……
「霊長類学」と呼ばれる学問が日本で誕生して約60年が経ち、京都大学の霊長類研究所が設立されて約40年が経ちました。さらに近年、ヒトやチンパンジー、アカゲザルの全ゲノムが解読され、人間とそれ以外の霊長類の関係が、より明確になってきました。本書は、素朴な疑問を通して、霊長類学の最新の成果を楽しく知ることができます。
目次
- 第1章 霊長類研究の夜明け
- 第2章 進化と形態について
- 第3章 生活と社会
- 第4章 人間とのかかわり
- 第5章 認知と思考
- 第6章 生理と病気
- 第7章 遺伝とゲノム
- 第8章 霊長類研究所
一問一答形式で、問は素朴なこと、分かり易いことで、しかも答は短すぎず、かといって長過ぎずに読み易かった。
そして霊長類についての素朴な疑問、また、疑問にも思ってなかったこともいろいろ知ることが出来て面白かった。
ただ、本書とは直接関係ないけど、霊長類という名前の霊という字はどうしても心霊の霊を思い浮かべてしまい、そのオカルトの印象を拭いながら読むのが少し大変だった。(なんで霊長類って名前なのかな。。)
ということで、生き物(今回は霊長類)は不思議なことや興味深いこと、上手く出来てるなあと思うことが沢山あるなあとあらためて感じた今日この頃。
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