2012年5月7日月曜日

今日読んだ本と感想。

内容紹介

サイコセラピーってなんだ?

サイコセラピーのエッセンスを1冊に凝縮!
フロイトの精神分析から、ロジャースの人間性心理学的療法、ゲシュタルト療法など、主要なセラピーのエッセンスをユーモアたっぷりのマンガでわかりやすく解説。3時間もあれば、広範なサイコセラピー(心理療法)の全体像が見えてくる。

<本書で取り上げるセラピー>
●身体的または医学的治療
●精神力動療法
精神分析、自由連想法、言語連想法、投影法
●行動療法
系統的脱感作法、インプロージョン、刺激氾濫法、嫌悪療法、潜在感作法、トークン・エコノミー法
●認知療法
論理情動行動療法、認知再構成療法、帰属療法
●人間性心理学的療法
非指示的セラピー、ゲシュタルト療法、パールズの技法、ロール・プレイング、ダイアローグ、実存的心理療法
●集団療法
心理劇、交流分析、人生ゲーム、エンカウンター・グループ
●補足的療法
理学療法、リラクセーション・セラピー、食餌療法、エネルギー・セラピー、創造性心理療法、セルフ・ヘルプ

目次

・人が古くから抱える問題
・サイコセラピーの主な種類
・サイコセラピスト(心理療法家)って、どんな人?
・人には、なぜサイコセラピーが必要なのか?
・サイコセラピーの当面の目標
・サイコセラピーの歴史のあらまし
・今日のサイコセラピー
・セラピーの評価

タイトルにマンガとあるけど、全体的には文章が中心で挿絵が多いという感じ。

最初の部分でいろいろな心、精神の病気の病名やその内容が多く説明されていて、病気が少し怖くなった。

けど、その後にそのいろいろな病気やその治療法の研究の歴史、実際に行われてきた治療、そしてもちろん現在の研究成果や治療法なども書かれていて少し安心できた。有効な治療法や、医学的には根拠のない治療法も含めて、様々な治療法も書かれていて幅広い知識を得られた。もちろん未解明だったり、これからもっと解明されていくことも多いだろうけど、現在ではいろいろな、医学的に根拠のある治療法も沢山あることを知ることが出来てよかった。

ということで、心や精神の病気、あるいは自分自身では病気とまで思わない些細な悩みかなあと思っても、身体の病気と同じように考えたり、予防ということも含めて気軽に病院に行ったりすることも大切かなあと思えるようになった今日この頃。

0 コメント:

コメントを投稿