今日読んだ本と感想。
Excelから実践的統計ソフトへ。遊び、学び、使いこなす。
「幾何学に王道なし」というが、統計では、基礎からコツコツなんて古い。優れた一流ソフトを徹底利用するのが習得への近道だ。本書には特別付録として、Windows用の有名統計ソフト<STATISTICA>の8cmCD-ROM(BLUE BACKS Special Version)を添付した。この出力結果を、パソコン画面で見ながらまず感覚的につかみ、そこから理論に戻る。目から鱗の、データ解析最新学習法の決定版がこれだ。「難しい、今一つ分からない」とされてきた統計学も、スンナリ頭に入ってくる。21世紀に役立つ知的生産技術の重要なハウツーが、知らず知らずのうちに体得できるだろう。
目次
- 1章 さあ始めよう
- 2章 記述統計量とは
- 3章 2変量の関係を探す
- 4章 差を調べる
- 5章 カテゴリー変数を扱う
- 6章 主成分分析──合成変数にまとめる
- 7章 クラスター分析──データを分類する
- 8章 判別分析──データを分類する
- 9章 重回帰分析──他の変数で、予測する
- 10章 統計小旅行
統計学はあまり好きではなかったりするけど、本書のおかげでこれまでよりは統計学が楽しくなったかも。
今までは統計学の学習は理論中心で取り組んできたけど、本書でより具体的な、実践的なことを知ることが出来たからかも。しかもパソコン、統計学のソフトウェアを駆使することで簡単にグラフを表示することができて視覚的に感じることが出来るから楽しみながら読み進めることが出来た。
ただ残念なところとしては、付属のソフトウェアがWindowsでしか使えないstatisticaなところ。あともう一つ、少しソフトウェアが古いところ。(こちらは本書の出版年月を考えると仕方がないことだけど。)
ということで、本書と同類の内容でもう少し出版年月が新しいのを物色してみたり、ソフトウェアも最新のもの(かつMacでも使えるようなもの)を探してみたりして、もっと統計学を楽しんでみようかなあと思う今日この頃。
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