今日読んだ本と感想。
情報収集は速読術から!!
「もっと速く読めたらなあ」――この願いは、受験生、ビジネスマン、研究者といわず、誰にとっても切実なものであるかもしれません。それが、科学的なトレーニング(訓練)によって、身につけることができるとしたら、私たちにどんなに大きな利益をもたらしてくれることでしょう。この本は、科学的な裏付けを背景に、速読の極意を、やさしく語ろうと意図したものです。本が速く読めるようになるには、本を速く読む訓練が、どうしても必要なのです。さて、それにはどうすればよいでしょうか。
目次
- 1 読書速度とは
- 2 読書速度はどう発達するか
- 3 読書速度と理解度
- 4 読書速度を高めるには
- 5 読書速度と眼球運動
- 6 眼球運動を訓練する
- 7 機械で訓練する
- 8 書物で訓練する
- 9 速読法から速読術へ
具体的に読書の速度を上げる訓練の仕方が書いてあるから実用的な感じ。なので、読みたい本が沢山あるけど時間がなくてなかなか読めないという人には最適な一冊だと思う。
内容的には読書速度と理解度の部分が興味深かった。相関関係について知り、あらためて常識、思い込みを疑ってかかることも大切なことだなあと感じた。
読書が苦手、だから速く読むことが出来るようになれば読書が好きになるかもしれない、と考えて本書を手に取るなら、その前に知性の磨きかた (PHP新書) 林 望 (著)を読む方がいいと思う。速く読めなくても読書の楽しさ、自由さを感じることが出来ると思うので。
ということで、速く読めるのもいいなあと思うけど、その訓練のせいで読書そのものから遠ざからないようにしながら、今まで以上に読書を楽しんでいけたらいいなあと思う今日この頃。
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