今日読んだ本と感想。
安全の切り札・コンピュータが新しい事故を引き起こす!
空の安全の切り札として、現代最高のコンピュータ・システムを導入したハイテク機。しかし、事故は減少するどころか、今までにない新しいタイプの事故が続発した。コンピュータ/人間システムの不備を指摘し、コンピュータ万能主義に警鐘を鳴らす!
目次
- 第1章 なぜ自動化するか
- 第2章 自動化の落とし穴
- 第3章 コンピュータと人間
- 第4章 自動化はいかにあるべきか
タイトルのハイテク機はなぜ落ちるかを知るために、まず飛行機、ジェット機等がどのようにハイテク、コンピュータを駆使して飛んでいるのかの説明が最初にあり、その内容の部分だけでもとても面白かった。
より楽しく本書を読むには飛行機はなぜ落ちるか―設計者からみた航空システムの安全性 (ブルーバックス) [新書] 遠藤 浩 (著)も合わせて読むといいと思う。お互いに載せきれない内容を補い合っている感じなので。
途中からのタイトルの本題の、なぜハイテク機は落ちるかという部分については、過去に起きた実際の事故の具体例が沢山載っているので、影響受けやすい人はただただ飛行機に乗るのが怖くなってしまうかもしれないから読まない方がいいかも。(といいつつ最後には今後の課題について書かれているから安心感も得られて、将来より安全になっていくという期待も得られる!)
ということで、どのようにして飛行機が飛んでいるかが分かったので、今後飛行機に乗ることがより楽しめそうだなあと思ったり、より安全な乗り物になってほしいなあと思う今日この頃。
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