今日読んだ本と感想。
出版社/著者からの内容紹介
胃の悪い人はピロリ菌を疑え!胃潰瘍、十二指腸潰瘍、慢性胃炎などは、実はピロリ菌が原因で起こることが世界的に実証されつつある。とくに、従来、制酸剤などで治療されてきた胃潰瘍、十二指腸潰瘍は、ピロリ菌を除菌しなければ2年以内に60~70パーセントの人が再発するのに対し、抗生物質などを使ってピロリ菌の除菌に成功すれば2年以内の再発率は10パーセント以下という研究結果が世界中で多数報告され、その治療法が大きく変わろうとしている。
本書は、40歳以上の日本人の70~80パーセントの人の胃に感染しているというこのピロリ菌について、初めてその詳細を一般向けにやさしく、わかりやすく解説したものである。
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、40歳以上の日本人の70~80パーセントの人の胃に感染しているというピロリ菌について、初めてその詳細を一般向けにやさしく、わかりやすく解説したものである。
内容(「MARC」データベースより)
「生物としてのヒト」「発達した脳をもっている存在」としての人間の心の謎解きを試み、自然が人間にくれた、スーパーコンピューター=脳の仕組みを徹底的に解明する。「POPな脳科学」改題。〈ソフトカバー〉 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
目次
- 第1章 ピロリ菌の歴史
- 第2章 ピロリ菌の特徴
- 第3章 ピロリ菌はどのようにして胃粘膜を破壊するのか
- 第4章 動物とピロリ菌
- 第5章 ピロリ菌感染の実態
- 第6章 胃と十二指腸の構造と機能
- 第7章 ピロリ菌と胃炎
- 第8章 ピロリ菌と胃潰瘍・十二指腸潰瘍
- 第9章 ピロリ菌と胃癌
- 第10章 小児におけるピロリ菌の感染
- 第11章 ピロリ菌とその他の疾患
- 第12章 ピロリ菌感染の検査と診断
- 第13章 ピロリ菌の除菌療法
ピロリ菌について知ることができたのはもちろんのこと、今まで何となく疑問に思っていたピロリ菌(ピロリってなんか面白い響きに感じる)という名称の由来、理由を知ることができてよかった。
その他にも、ピロリ菌という具体的な細菌を知ることを通して細菌とは何か、細菌やそれが人間に病気を及ぼすかどうかの研究方法、また、胃等の内蔵のことについて知ることが出来たのがいい収穫になった。
ただ、内容とは少し外れることだけど、私自身はまだまだ生物学、化学、医学等にでてくるいろいろな物の名称の特有のカタカナ語には慣れてないかも。あと、人間がなる病気は小さなものも含めたらものすごい数あると思うので、ピロリ菌による病気については、必要以上に怖がらず、こういう病気もあるんだなあ、医学の進歩って凄いなあというくらいの気持ちで読むのがいいと思う。
ということで、細菌は興味深いなあと思ったり、今後もこの類いの本を沢山読んで、生物学、化学、医学等にでてくるカタカナ語にもっと慣れてこの種の本をもっと楽しく読むことが出来るようになれたらいいなあと思う今日この頃。
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