今日読んだ本と感想。
2031年夏、東京都心部の気温は43.5C!
炭酸ガス濃度の上昇による地球温暖化が問題になっているが、私たちにとって、より身近で緊急の問題となるのは都市の温暖化=ヒートアイランド現象である。人口の集中、ビルの高層化、車や冷暖房の排熱などによって都市中心部は“熱の島”化しており、このまま進めば、2031年の東京都心部の夏の気温は43.5℃にもなるという。すでにヒートアイランドの影響は、都市部の大気汚染の高まり、湿度の低下、花粉症の増大としても現れている。ヒートアイランドの原因と近未来の状態を探るとともに、快適な都市にするためには私たちに何が必要かを語る。
目次
- 第1章 温暖化する地球
- 第2章 都市も温暖化する
- 第3章 ヒートアイランド
- 第4章 ヒートアイランドのシミュレーション
- 第5章 快適な都市へ
- 第6章 地球都市への提言
最初の方は、データや研究に基づいてとはいえ悲観的なことばかりだったのでなんか暗い気持ちになりかけた。だから途中からフィクションのつもりで楽観的な気持ちで読み始めたら暗い気持ちもなくなり冷静に読めた。なので、楽観的に気持ちをもっていくのが苦手な人、暗い気持ちになりたくない人は読まない方がいいかも。
楽観的になれたのは、私が温暖化、特に二酸化炭素の増加による温暖化に疑問をもってるからかも。(単純な根拠でしかないけど。。)
後半から終わりにかけて、問題解決のための具体的な方法(どうなればいいか)が書かれているけど、具体的にどうやってそれを実現するかまで書かれていなかったのでその部分がちょっと残念だった。ただ、それはお金を儲けたいという人間の欲、それを得るために知恵を絞る人がどんどん現れることによって実現していくんだろうなあと楽観視してたりもする。
ということで、人間はこれまでもいろんな壁にぶつかりつつも、それを知恵を絞って乗り越えてきたので、考えすぎて気持ちが暗くなったり悲観的にならずに、楽観的に、いつでも未来は明るいと思っていこうと思う今日この頃。
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