2012年5月14日月曜日

今日読んだ本と感想。

内容紹介

健康な脳はどう育て、鍛え、守ればよいか?

受精の瞬間から老年期に至るまで、どんな栄養や刺激が必要か?有害な物質やダメージは?教育の最適な時期である「臨界期」とは?最新の脳科学で知る、健康な脳をつくり、能力を高め、維持する方法。

目次

第1章 脳の構造とはたらき
1-1 健康な脳とは?
1-2 脳のしくみ
1-3 心を生む神経ネットワークと伝達物質
1-4 頭のよし悪しを決めるもの
第2章 脳の誕生
2-1 脳の発生
2-2 脳の成長にかかわる因子
2-3 脳の発達異常
第3章 脳を育てる
3-1 誕生直後の脳の発達
3-2 脳によいこと・わるいこと
3-3 臨界期の重要性
第4章 からだをつかって脳を鍛える
4-1 脳によい栄養と眠り
4-2 運動で脳を鍛える
第5章 頭をつかって脳を鍛える
5-1 「やる気」を起こす
5-2 考える力を鍛える
第6章 脳を守る
6-1 頭を冷やす
6-2 頭を打たない
6-3 脳血管を守る
第7章 ボケない脳
7-1 酒とタバコを控える
7-2 アルツハイマー病を予防する
7-3 脳の健康を守る生き方

生物学、化学があまり好きではない、得意ではないけどとても楽しく読めた。難解ではなく平易な文章で脳についてのことが分かりやすく書かれている本だと思う。かといって化学、生物学、医学的な内容や用語が全くない訳でもなくとてもためになった。生物や化学、医学、あるいは脳に興味がない人でも読みやすく、脳について知る入門書に最適だと思う。

へえ〜と思った箇所は、人間の三大欲求が食欲、性欲、そして集団欲ということだった。これまで人間の三大欲求は食欲、性欲、睡眠欲だと思ってたので。(私のただの勘違い、思い込みだったのか、それとも学会や学者間でも意見が割れてたりするのか気になるところ。後者だったら嬉しいんだけどな〜)

後半、終わりの方の脳を守る、ボケない脳の章は神経質になりがちだったり、影響されやすい人は読まずに飛ばした方がいいかも。私自身が影響されやすいので、気にしすぎることでかえってストレスになりそうだと感じたので。。

ということで、脳についていろいろ楽しく知ることが出来てよかったなあと思う今日この頃。

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