今日読んだ本と感想。
楽しくなければ成果もあげられない!
運動選手がオリンピック競技に熱中するように、全力を傾けるに値するロマン、それが“研究”なのです。すばらしい業績は、幸せな研究生活の中から生まれてきます。学生時代の成績は目立たなかった私が、今やドライアイの分野では日本の第一人者になれたのも、とことん研究生活を楽しんだから。その体験を若い皆さんと分かち合いたくて書きました。業績を生む“やる気”の育て方と研究を楽しむための心構えから、論文のまとめかた、留学の手続き、研究費の集めかたまで、研究生活のマル秘ノウハウを公開します。
目次
- 気鋭の研究者が明かすマル秘ノウハウ
- ガイド1 研究者になるための8つのチェックポイント
- ガイド2 ボスを選ぶ6つの条件
- ガイド3 研究テーマを決める14の原則
- ガイド4 コミュニケーションのABC
- ガイド5 研究生活のためのパソコン利用11カ条
- ガイド6 研究者のための「超」読書術
- ガイド7 研究のための知的時間管理法
- ガイド8 楽しい研究生活のための体調維持術
- ガイド9 論文を書く20のコツ
- ガイド10 学会発表の6法則
- ガイド11 マスコミとことん利用マニュアル
- ガイド12 絶対留学するためのテクニック
- ガイド13 研究費を集める14のノウハウ
- ガイド14 研究をビジネスにする方法
かなり具体的なことまで踏み込んだ内容が書かれていたので研究生活というものをイメージしやすく、本書を読み終えたら、研究者の仕事、その生活って楽しそうだなあと思えた。
今現在研究者として研究生活を送っている人にとてもためになるようなことが盛りだくさんだと思う。
それだけではなく、研究者の仕事、生活をイメージしやすいということから、これから研究者になる人、あるいは将来研究者になりたいなあと考えている人にも役立つ1冊だと思う。特に現代は修士課程、博士課程出身者が増えて研究者になるのは狭き門と言われてるし(あくまで言われてるだけで実態、実際の所はどうか知らないけど。)、研究者を志そうか迷っているなら読んで損はない1冊だと思う。
ということで、研究者という職業についてどういうことをしているかイメージすることができ、世の中にはいろんな職業、仕事があるんだなあとあらためて感じた今日この頃。
追記:
本書は第2版があるみたい。
楽しくなければ、成果はあがらない
「理系研究者のバイブル」全面改訂版!
楽しくて充実した「研究生活」を送るには、さまざまなテクニックが必要だ。ボスの選び方、研究テーマの決め方、論文執筆のポイント、学会発表の技術、留学を実現する方法など。第一線の研究者でもある現役教授が、自らの体験に基づいたノウハウを全て公開する。
目次
- 有名大学の現役教授が明かすマル秘ノウハウ!
- ガイド1 「研究」とは何かを理解する
- ガイド2 研究者になるための8つのチェックポイント
- ガイド3 大学と研究室を選ぶ11のポイント
- ガイド4 研究テーマを決める14の原則
- ガイド5 コミュニケーションのABC
- ガイド6 研究者のためのIT活用術
- ガイド7 研究者のための「超」読書術
- ガイド8 研究者のための英語習得6つの必勝法
- ガイド9 英語論文を書く21のコツ
- ガイド10 学会発表13の技術
- ガイド11 研究のための知的時間管理法
- ガイド12 絶対留学するためのテクニック
- ガイド13 研究費を集める14のノウハウ
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