今日読んだ本と感想。
分解しやすい製品をつくるための10の法則
これからの時代、リサイクルのための分解まで考えた製品でなければ消費者から支持されない。ほんのちょっとの工夫で分解しやすさが飛躍的に向上する10の法則を中心に、分解性を高めるとっておくのノウハウ満載。
目次
- 1章 製品のリサイクルが動きだした
- 1.1製品のリサイクルと分解
- 1.2リサイクルに関連する法律の動向
- 2章 分解デザインを科学しよう
- 2.1分解動作の規則性
- 2.2分解動作と製品設計の関係
- 2.3分解デザインの基本
- 2.4分解デザインのフロー
- 3章 分解デザイン―10の法則―
- 3.1フレームデザイン
- 3.2ジョイントデザイン
- 3.3パーツデザイン
- 3.4プロセスデザイン
- 4章 リサイクルの現場を覗いてみよう
- 4.1新しい技術を取り入れたリサイクル工場
- 4.2テレビのリサイクル
- 4.3冷蔵庫のリサイクル
- 4.4洗濯機のリサイクル
- 4.5エアコンのリサイクル
- 5章 分解デザインと組立デザインの関係を知ろう
- 5.1分解と組立の比較
- 5.2分解デザインと組立デザインの共存
- 5.3共存のためのデザインのフロー
- 6章 分解デザインのコツを覚えよう
分かりやすい挿絵、そして見やすい図があって全体的に読みやすかった。
内容的には1つ引っかかるところがあった。それは、分解のためのデザインで見た目のデザインを犠牲にしてある箇所があった所。
見た目のデザイン、製品全体のデザインの美しさを犠牲にしたら、結局その商品、製品を欲しいと思わない、買わないということになり、リサイクル以前の問題になってしまうのではと思った。
ということで、製品のデザインを犠牲にすることなくリサイクルが可能な製品が今後もどんどん世の中に増えていくといいなあと思う今日この頃。
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