今日読んだ本。
タンパク質もウイルスも結晶になるって、知っていますか?
美しさと純粋さの秘密に迫る
水晶、ルビー、ダイヤモンド、食塩、砂糖……、私たちのまわりには、多くの結晶があり、太古から私たちを魅了し続けてきました。それでは、結晶とは物質のどういう状態なのでしょうか? それは、純粋さと、化学結合と、対称性の素晴らしい自然の産物なのです。
目次
- 第1章 結晶とは何か
- 第2章 1次元と2次元の規則配列
- 第3章 結晶の中での原子・分子の配列
- 第4章 結晶はどのように作られるか
- 第5章 結晶の実像
内容は専門書までの深さではなく、かといって一般の読み物として読むには深く、ちょうど中間くらいなのかな〜という印象。
数学(特に幾何学なのかな)を使った説明の部分はよく理解できたけど、化学(分子とか原子、イオンとか)を使った説明の部分はあまり理解できなかったかも。(私は数学は好きだけど、化学や物理はそれと比べたらあまり興味がなかったりするので。) なので数学や科学の両方ともが苦手、あるいは嫌いという人には読みづらいのかなと思う。 また、あらためて数学は科学のいろんな分野の道具になってると実感できた。
ところどころに結晶の図、画像があって結晶って奇麗さ、美しさを感じることができ、そのことによって結晶に興味が湧いてきて、本書を読み進めるにつれて分からないこと、理解できないことも沢山あるけど結晶って面白いなって思えた。なので数学、化学や物理等の科学が苦手、嫌いだから本書を読まないというのではなく、逆に本書を読むことで結晶の面白さに気づいて、そのために数学、化学や物理などの科学を学ぶきっかけにすればいいと思う。実際に私も今までよりは、苦手、あるいは好きになれない化学や物理などの書物を積極的に読んでいこうという 気持ちになった。(今後この気持ちが続くかどうかは別として><)
ということで、これからも好き嫌いせずに様々な分野の本を読んでいこうと思う今日この頃。
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