今日読んだ本、1冊。
自分一人が損をしている
よくキレよくムカツク現代人にレッドカード インターネットやケータイが普及し、IT化が極端に進んだ結果、ストレスは高まり、他人の目が気になり、イライラが募っていく。他人との関わりが激変し、ネットに縛られた新しい世間が幕を開けた。IT世間はなぜ誕生したのか、日本人の行動に異変が生じたのか?気鋭のサル学者が現代人を鋭く分析した新しい世間論。
- 第1章 他者と同化しやすい日本人
- 第2章 理由付けを求める現代人
- 第3章 IT世間の出現
- 第4章 他人を許せないサル
- 第5章 無責任なネット庶民
本書を読み終えたら他人を許すないサルというよりは、他人を許せない著者、あるいはIT化を許せない著者というような印象を受けた。あるいはIT化に順応できない著者ともいえるかな〜。(もちろん批判ばかりではなく著者は携帯電話等は生活に必要不可欠なものになる可能性はあるし、それなら使いこなして順応する必要もあると述べてるみたいだけど。その部分については逆に私は必要不可欠なものにはならないと思ってたり。実際知人に携帯電話を持ってない人もいるし、使いこなせないからといって時代遅れとか不便な生活をしてるとも思わなかったりするので。)
IT化や携帯の普及による悪影響の極端な例ばかりあげて警告している感じ。(著者はあくまでITや携帯電話は道具で何とかとハサミは使いようと言ってはいるけど。
なので、著者の怒りの表現を楽しむ分には面白い本かも。あと、どんな物でもいい所も悪い所もあることは確かだから、そうかもなあと思うところも多少だけどあった。
ということで、著者のいう悪影響に陥らないようにしながら、今後もIT、携帯電話を使っていこうと思う今日この頃。
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