2012年3月25日日曜日

今日読んだ本、1冊。

  1. 宇宙はどこまでわかっているか (NHKライブラリー) 池内 了 (著)

目次

  • まえがき 宇宙はさらに拡大する
  • 第1章 文明と宇宙像
  • 第2章 近代宇宙論の夜明け
  • 第3章 膨張する「銀河宇宙」
  • 第4章 銀河宇宙の探求
  • 第5章 宇宙の大規模構造
  • 第6章 ビッグバンと物質構造
  • 第7章 力の統一と宇宙の創成
  • 第8章 ビッグバン宇宙の進化
  • 第9章 銀河の形成
  • 第10章 宇宙の黒幕―ダーク・マター
  • 第11章 宇宙の物質循環と地球
  • 第12章 21世紀の宇宙像をめざして

昨日読んだ本とは違ってとても楽しく読めた。嗜好の問題だと思うから今のところ科学系の本が私が一番楽しめる部類の本かも。いずれはどのジャンルの本も楽しく読めるように教養を身につけていきたい。

内容はこれまでの(といっても20世紀)までの宇宙像、宇宙論を全体をざっくりまとめた感じ。読み終えたあと専門家とはいかないけど、宇宙通に慣れた気がした。というのも、難しすぎず、だからといって簡単すぎるわけでもなかったので。(物理とか科学の専門用語が結構でてくる。)

ただ、あくまで本書は20世紀に書かれたものなので、本書が書かれた時点では未解明、未知のことでも現在では解明されたり既知となったことも沢山ありそう。

ということで、21世紀まで含む最新の宇宙についての本(専門家向けではなく一般向け)の本を読む前に、とりあえず20世紀までに発見された宇宙についての事柄全体を知る、復習するには最適な本だと思う。この本に出会えたことで宇宙についての興味を刺激され、21世紀に入ってから分かった宇宙のこともいろいろ知りたいな〜と思うようになった今日この頃。

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