プログラミング学習の記録 778 13章(whileループとforループ)の練習問題4(リスト内包表記)『初めてのPython 第3版』(Mark Lutz 著、夏目 大 訳、オライリー・ジャパン、2009年、ISBN978-4-87311-393-7)

開発環境

• OS X Lion - Apple(OS)
• TextWrangler(Text Editor) (いずれはBBEditを入手したい！)
• Script言語: Python

『初めてのPython 第3版』(Mark Lutz 著、夏目 大 訳、オライリー・ジャパン、2009年、ISBN978-4-87311-393-7)の 13章(whileループとforループ)の練習問題4を解いてみる。

 

4.

forループで書いた処理と同様なことをリスト内包表記で書き直すことが出来る。また、その逆も可能。リスト内包表記の方がコードが短く読みやすくなる。また、リスト内包表記の方が処理速度が速い。

注意点としては、forループとリスト内包表記で同様の処理を記述したとしても、厳密には完全に同じという訳ではない。リスト内包表記で記述した場合はリストオブジェクトが新たに作られる。

ということで、簡単なのをforループとリスト内包表記で記述してみる。

入出力結果(Terminal)

$ python Python 2.6.6 (r266:84374, Aug 31 2010, 11:00:51) [GCC 4.0.1 (Apple Inc. build 5493)] on darwin Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information. >>> L=[1,2,3,4,5,6,7,8,9,10] >>> M=L >>> for i in range(len(L)): ... L[i]**=2 ... >>> L [1, 4, 9, 16, 25, 36, 49, 64, 81, 100] >>> M [1, 4, 9, 16, 25, 36, 49, 64, 81, 100] >>> L=[1,2,3,4,5,6,7,8,9,10] >>> M=L >>> L=[x**2 for x in L] >>> L [1, 4, 9, 16, 25, 36, 49, 64, 81, 100] >>> M [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10] >>> $

ということで、元のリストへのリファレンスが複数存在する場合にはforループとリスト内包表記の違いに注意。