2011年8月19日金曜日

Satoshi Nakajimaさん( @snakajima )のブログ、

Life is beautiful/ HPの英断。日本のメーカーは?

にコメントしてみる。

コーポレート・ガバナンスについて気になること。

日本の株式会社は議決権について、白紙委任状(提出しなかったり、出来なかったり、あるいは経営にそこまで関心がない場合)は取締役会等が提出した議題について、自動的に賛成になる。

一方政治の選挙では投票しなければ無効票になる。

米国の場合、株主総会の議決権についてはどうなってるのかが少し気になる。(日本の選挙と同じで無効票となり、中立になる?)

ここからは想像でしかないですが、大きな企業であればあるほど白紙委任状の割合も多くなる、すなわち決議する議案に対する賛成票が多くなる。つまり議案は通りやすく、反対する株主にはきわめて不利。(反対を通すためには白紙票の人を説得しなければならない、賛成は白紙票についてはほっといても賛成)そして、議案を提出するのは主に経営者、すなわち日本の株式会社は利益を求める営利企業というより、管理者(経営者)資本主義みたいになってしまう傾向が強いような気がしたりします。

なので管理者資本主義を打破して本来の資本主義魂を復活させるために、まずは議決権について白紙票については賛成でも反対でもなく中立にして、有効票だけで議案を決議するように法改正はできないのかな~と思ったりします。

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