池田信夫 blog / 捨てる勇気 - ライブドアブログ
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現状の
ペットを救う余裕があるなら一人でも多くの人間を救うのが先であり、野犬化する犬は処分すべきだというのに加えて、当初の震災現場がどういう状況かは分かりませんが、さらに救命救急の医師の方々は、「人間と犬の命」の優先順位ではなく、「人間と人間の命」の優先順位をトリアージによって判断する状況があったと思います。
以下はあくまで想像。(実際に体験しないと分からないことだと思うので。)
トリアージによって優先順位を後回しにされた患者の家族等の方々は、医者に見捨てられたという感情を持ったり、ある程度の恨みを持つ方もいるかもしれないと思います。それは仕方ないことだと思いますが、多くの方々を救うためにはそれが一番な方法だとも思います。
トリアージが必要な状況が過去どれほど起きているか、あるいは今回トリアージを行った医者の方々が経験済みなのか、あるいは今回がが初めての経験かがとても気になります。頭では理解できていても、実際トリアージを行うのは医者の方々にとっても辛いことだと思うので。
以上のことから、医者の方々が心の病にならないように、後回しにされた家族の方々は恨み等を医者に持つことはある程度仕方の無いことかもしれませんが、社会全体としては知識と勇気を持ってトリアージを行った医者の方々に尊敬の意を持って欲しいなあと思います。
「ペットと人間の命」の優先順位を行政が同順に考えているならとても不安になります。「人間と人間の命」の優先順位をつける、「捨てる勇気」がある医者の方々がいるのに。
追記:
14. undopurkinje >それからトリアージですけど、別に見捨てるということではないと思います。 >放っておくと死んでしまう人をまず優先するというのがトリアージですので
黒 (Black Tag) カテゴリー0(死亡群) 死亡、もしくは生命にかかわる重篤な状態であっても救命に現況以上の救命資機材・人員を必要とするため、該当する時点での救命が不可能なもの。
の部分の意味で上記のコメントでトリアージという言葉を使いました。言葉足らずで誤解を生んでしまったのならすみません。
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