一時期、上記の1の国家の品格という本が流行って、それから品格とつく書籍がいろいろと出版されました。しかし、私はそれらの本を1冊も読んでいませんでした。
理由は品格を論じたり、主張したりすること自体が品のない行為ではないかなあと思ったりしていたからです。それに、お坊さんのように自分自身の足を使って歩いて回り、各人々に話すならまだいいですが、品格というものを商売(上記の場合は本の出版やそれに伴う講演等)に使うことがより品の無い行為に感じてしまうからです。(私がひねくれてるのかな?)
とはいうものの、食わず嫌いもよくないと思いとりあえず品格ブームの火付け役であろう国家の品格を読んでみました。
本の内容のいい悪いは別として、読み終わった後、やっぱり食わず嫌いはよくないなあと感じました。読むことによって、意外にも面白かった、あるいは思った通りやっぱりつまらなかった、あるいはそのつまらなさの理由がよりはっきりするということもあるものだなあと感じることが出来ることを、あらためて分かったからです。
ということで、これからもある分野、自分の好み等に偏ること無く、いろいろな本を読んでいこうと思った今日この頃です。
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