"微分法の応用・積分法・積分法の応用・行列と行列式 (数学読本)"の第19章(細分による加法-積分法)の19.3(積分の性質と計算)、置換積分法の応用(2)-他の公式の問30, 31を解いてみる。
問30
sin (π/2 - x) = cos x
よって公式2より任意の自然数に対し
(証明終)
問31
とおくと、
a=-p+m, b=p+m
とのなる。
すると、問題の等式の左辺の積分は
となる。公式3より、
偶関数と奇関数に注意して解くと、
となり、これが0となるので、
p=0またはm=cだが、p=0のときa=bとなり、問題の仮定に反するのでm=c、すなわちc=(a+b)/2である。
(証明終)
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