"微分法の応用・積分法・積分法の応用・行列と行列式 (数学読本)"の第18章(曲線の性質, 最大・最小-微分法の応用)の18.2(関数の増減の判定およびその応用)、不等式・方程式への応用の問12, 13, 14を解いてみる。
問12
とおくと
よってgは0より大きいとき単調増加関数なので
問13
(1)
a>0, b>0, a+b=1より0<a<1, a-1<0
よって関数f(t) (t>0)の増減表は)
x | 0 | 1 | ||
f'(t) | - | 0 | + | |
f(t) | 減 | 0 | 増 |
よって
t>0のとき
(2)
(1)のtにx/yを代入して両辺にyをかけると、
(証明終)
問14
(1)
増減表
x | 0 | b/n | ||
f'(x) | - | 0 | + | |
f(x) | 減 | 0 | 増 |
よって
(証明終)
(2)
n=1のとき
成り立つ。
nのとき成り立つと仮定し、
(1)に
を代入すると、
よってn+1のときも成り立つ。よって帰納法より任意のnに対して成り立つ。
(証明終)
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