"微分法の応用・積分法・積分法の応用・行列と行列式 (数学読本)"の第18章(曲線の性質, 最大・最小-微分法の応用)の18.2(関数の増減の判定およびその応用)、導関数の符号と関数の増減の問5を解いてみる。
問5
求める3次関数を
とおく。この関数を微分すると、
また、3次関数が極大値、極小値をもつので
(1)
x=-1で極大値10, x=2で極小値-17をとるので
-a+b-c+d=10
3a-2b+c=0
8a+4b+2c+d=-17
12a+4b+c=0
この連立方程式を解く。
d=a-b+c+10
c=-3a+2b
d=a-b-3a+2b+10
d=-2a+b+10
8a+4b-6a+4b-2a+b+10=-17
9b=-27
b=-3
12a+4b-3a+2b=0
9a+6b=0
3a+2b=0
3a-6=0
a=2
b=-3
c=-12
d=3
よって求める3次関数は
となる。
(2)
x=0のとき極小値-8をとるので、
d=-8
c=0
点(2, 0)でグラフがx軸に接するので
8a+4b-8=0
12a+4b=0
2a+b=2
3a+b=0
a=-2
b=6
よって求める3次関数は
となる。
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