2010年10月1日金曜日

"数学読本 (4) 数列の極限、無限級数 順列・組合せ 確率 関数の極限と微分法"の第17章(関数の変化をとらえる)の17.3(導関数とその計算)、積および商の微分の問27, 28, 29を解いてみる。


問27

(1)

f'(x)=(3x^{2}+4x)(x-1)+(x^{3}+2x^{2})

=4x^{3}+3x^{2}-4x

(2)

f'(x)=2x(2x^{2}+x-3)+(x^{2}-1)(4x+1)

=8x^{3}+3x^{2}-10x-1

(3)

f'(x)=(6x^{2}-6x)(5x^{2}+4)+(2x^{3}-3x^{2})10x

=50x^{4}-60x^{3}+24x^{2}-24x

(4)

f'(x)=(2x-3)(4x+5)+(x+1)2(4x+5)+(x+1)(2x-3)4

=24x^{2}+12x-17


問28

n=1のとき

1(f(x))^{1-1}f'(x)=f'(x)

よって成り立つ。

n=kのとき成り立つと仮定すると、

((f(x))^{k})'=k(f(x))^{k-1}f'(x)

となるので、

((f(x))^{k+1})'=(f(x)(f(x))^{k})'

=f'(x)(f(x))^{k}+f(x)((f(x))^{k})'

=f'(x)(f(x))^{k}+k(f(x))^{k}f'(x)

=(k+1)(f(x))^{k}f'(x)

よってn=k+1のときも成り立つ。

よってnに関する数学的帰納法により、すべての正の整数nに対して問題の公式は成り立つ。

(証明終)


問29

(1)

2(5x^{3}+2)15x^{2}=150x^{5}+60x^{2}

(2)

3(2x^{2}-2x+1)(4x-2)

(3)

4(x^{2}-3x)^{3}(2x-3)

(4)

5(x+1)^{4}(3x-2)^{3}+(x+1)^{5}3(3x-2)^{2}3

途中から展開するのが手間になってきたので展開は省略。

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