2010年8月18日水曜日

"数学読本 (4) 数列の極限、無限級数 順列・組合せ 確率 関数の極限と微分法"の第14章(無限の世界への一歩-数列の極限、無限級数)の14.3(無限級数)、無限等比級数の問24, 25を解いてみる。


問24

x=0のとき、問題の無限級数は0に収束する。

また、

|\frac{1}{1+x^{2}}|<1\ (x\ne0)

より、問題の無限級数は収束する。その和を求めると、

\frac{\frac{x^{2}}{1+x^{2}}}{1-\frac{1}{1+x^{2}}}=1

よって求める関数は

f(x)=0\ (x=0),\ f(x)=1\ (x\ne0)

となる。


問25

問題の無限級数の和は

S=\frac{1}{1-\frac{1}{2}}=2

問題の無限級数の部分和は

S_{n}=\frac{1-\frac{1}{2^{n-1}}}{1-\frac{1}{2}}=2-2^{2-n}

よって

となる。このことから、無研究数の和と部分和の差は

2^{2-n}

よって求めるnの値は

2^{2-n}<10^{-4}

\log_{10}2^{2-n}}<\log_{10}{10^{-4}}

(2-n)\log_{10}{2}<-4

(2-n)0.3010<-4

n>15.2\ \cdot\ \cdot\ \cdot

n=16

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