2010年8月5日木曜日

"平面上のベクトル 複素数と複素平面 空間図形 2次曲線 数列 (数学読本)"の第13章("離散的"な世界-数列)の13.2(数学的帰納法と数列)、数列の帰納的定義の問33を解いてみる。



問33

問題の数列は

1,\ \frac{1}{3},\ \frac{1}{7},\ \frac{1}{15},\ \cdot\ \cdot\ \cdot

この数列の一般項を

a_{n}=\frac{1}{2^{n}-1}

と推定する。

n=1のときは成り立つ。

n=kのとき成り立つと仮定すると

a_{k+1}=\frac{a_{k}}{a_{k}+2}

=\frac{\frac{1}{2^{k}-1}}{\frac{1}{2^{k}-1}+2}

=\frac{1}{1+2^{k+1}-2}

=\frac{1}{2^{k+1}-1}

よってn=k+1のときも成り立つ。

よって求める数列の一般項は

a_{n}=\frac{1}{2^{n}-1}

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