2010年7月25日日曜日

"平面上のベクトル 複素数と複素平面 空間図形 2次曲線 数列 (数学読本)"の第12章(放物線・楕円・双曲線-2次曲線)の12.3(2次曲線の平行移動と回転)、図2次曲線の平行移動の問25を解いてみる。



概形はiPadのneu.Notesにより描いてます。

問25


y=x^{2}

4\cdot\frac{1}{4}y=x^{2}

よってこの放物線の焦点は

\left(0,\ \frac{1}{4}\right)

また、

ax=y^{2}+by

ax+\frac{b^{2}}{4}=\left(y+\frac{b}{2}\right)^{2}

a\left(x+\frac{b^{2}}{4a}\right)=\left(y+\frac{b}{2}\right)^{2}

より、この放物線は

ax=y^{2}

4\cdot\frac{a}{4}=y^{2}

をx軸方向に

-\frac{b^{2}}{4a}

y軸方向に

-\frac{b}{2}

だけ平行移動したものとなる。平行移動する前の放物線の焦点は

\left(\frac{a}{4},\ 0\right)

よって平行移動した放物線の焦点は

\left(\frac{a}{4}-\frac{b^{2}}{4a},\ -\frac{b}{2}\right)

問題の2つの放物線の焦点は一致しているので、

\frac{a}{4}-\frac{b^{2}}{4a}=0

\frac{1}{4}=-\frac{b}{2}

という連立方程式を解くと、

b=-\frac{1}{2}

\frac{a}{4}-\frac{1}{16a}=0

4a^{2}=1

a^{2}=\frac{1}{4}

ここでaは正の定数なので

a=\frac{1}{2}

以上をまとめると、

a=\frac{1}{2},\ b=-\frac{1}{2}

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