2010年7月22日木曜日

"平面上のベクトル 複素数と複素平面 空間図形 2次曲線 数列 (数学読本)"の第12章(放物線・楕円・双曲線-2次曲線)の12.2(2次曲線と直線)、楕円・双曲線と直線の問20を解いてみる。



概形はiPadのneu.Notesにより描いてます。

問20

接線の接点の座標をそれぞれ

Q_{1}(x_{1},\ y_{1}),\ Q_{2}(x_{2},\ y_{2})

とおくと、それぞれの接線の方程式は

\frac{x_{1}x}{a^{2}}+\frac{y_{1}y}{b^{2}}=1,\ \frac{x_{2}x}{a^{2}}+\frac{y_{2}y}{b^{2}}=1

となる。また、この2つの接線は点

P(x_{0},\ y_{0})

を通るので、

\frac{x_{1}x_{0}}{a^{2}}+\frac{y_{1}y_{0}}{b^{2}}=1,\ \frac{x_{2}x_{0}}{a^{2}}+\frac{y_{2}y_{0}}{b^{2}}=1

これは、直線

\frac{x_{0}x}{a^{2}}+\frac{y_{0}y}{b^{2}}=1

が点

Q_{1}(x_{1},\ y_{1}),\ Q_{2}(x_{2},\ y_{2})

をとおることを意味するので、Pから楕円に引いた2本の接線の接点を結ぶ直線lの方程式は

\frac{x_{0}x}{a^{2}}+\frac{y_{0}y}{b^{2}}=1

で与えられる。

(証明終)
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