2010年7月12日月曜日

"平面上のベクトル 複素数と複素平面 空間図形 2次曲線 数列 (数学読本)"の第11章(立体的な広がりの中の図形-空間図形)の11.3(直線・平面・球の方程式)、点と平面の距離の問36を解いてみる。



問36

(1)

点Qの座標を

Q(x_{0},\ y_{0},\ z_{0})

とおくと点Qは問題の平面上の点なので

6x_{0}-y_{0}-z_{0}-4=0

また、問題の平面の法線ベクトルは

\vec{n}=(6,\ -1,\ -1)

となり、ベクトル

\vec{PQ}

は法線ベクトルに並行なので、実数sが存在して

\vec{PQ}=s\vec{n}

(x_{0}-10,\ y_{0}+5,\ z_{0}-4)=(6s,\ -s,\ -s)

よって

x_{0}=10+6s,\ y_{0}=-5-s,\ z_{0}=4-s

となるので、これを最初の方程式に代入して

60+36s+5+s-4+s-4=0

38s=-57

s=-\frac{3}{2}

よって求める点Qの座標は、

Q(1,\ -\frac{7}{2},\ \frac{11}{2})

となる。

(2)

PQ=\sqrt{(10-1)^{2}+(-5-(-\frac{7}{2}))^{2}+(4-\frac{11}{2})^{2}}

=\sqrt{81+\frac{9}{4}+\frac{9}{4}}

=\frac{3}{2}\sqrt{38}

(3)

求める平面αに関して点Pと対象な点Rの座標を

R(x_{0},\ y_{0},\ z_{0})

とおくと、ベクトル

\vec{PR}

と平面αの法線ベクトルは平行なのである実数tが存在して、

\vec{PR}=t\vec{n}

(x_{0}-10,\ y_{0}+5,\ z_{0}-4)=t(6,\ -1,\ -1)

x_{0}=10+6t,\ y_{0}=-5-t,\ z_{0}=4-t

また、線分PRの中点

(\frac{x_{0}+10}{2},\ \frac{y_{0}-5}{2},\ \frac{z_{0}+4}{2})

=(10+3t,\ -5-\frac{1}{2}t,\ 4-\frac{1}{2}t)

は平面α上にあるので、これを平面αの方程式に代入すると、

60+18t+5+\frac{1}{2}t-4+\frac{1}{2}t-4=0

19t=-57

t=-3

よって求める平面αに関しててんPと対象な点Rの座標は

R(-8,\ -2,\ 7)
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