2010年7月12日月曜日

"平面上のベクトル 複素数と複素平面 空間図形 2次曲線 数列 (数学読本)"の第11章(立体的な広がりの中の図形-空間図形)の11.3(直線・平面・球の方程式)、平面の方程式の問33, 34を解いてみる。



問33

2点(1, 2, -3), (-1, -2, 1)から等距離にある点をP(x, y, z)とおくと、

(x-1)^{2}+(y-2)^{2}+(z+3)^{2}=(x+1)^{2}+(y+2)^{2}+(z-1)^{2}

4x+8y-8z=8

よって求める軌跡は直線で、その方程式は

x+2y-2z-2=0

となる。


問34

3点(1, 0, 0), (0, 2, 0), (0, 0, 3)から等距離にある点を(x, y, z)とおくと、

(x-1)^{2}+y^{2}+z^{2}=x^{2}+(y-2)^{2}+z^{2}=x^{2}+y^{2}+(z-3)^{2}

この方程式を解くと、

-2x+4y-3=0

-2x-8=-6z

-4y-5=-6z

x=3z-4

y=\frac{2(3z-4)+3}{4}=-\frac{5}{4}+\frac{3}{2}z

となるので、tを実数とし、z=tとおけば、求める図形は直線となり、その方程式は

x=-4+3t

y=-\frac{5}{4}+\frac{3}{2}t

z=t

となる。
blogram投票ボタン 人気ブログランキングへ Yahoo!ブックマークに登録

0 コメント:

コメントを投稿