2010年7月10日土曜日

"平面上のベクトル 複素数と複素平面 空間図形 2次曲線 数列 (数学読本)"の第11章(立体的な広がりの中の図形-空間図形)の11.3(直線・平面・球の方程式)、平面の方程式の問28を解いてみる。



問28

(1)

2(x+3)+4(y-1)-5(z-2)=0

2x+4y-5z+12=0

(2)

x=5

(3)

y=3

(4)

2(x-5)-3(y-3)+(z+1)=0

2x-3y+z=0

(5)

求める平面の法線ベクトルを(a, b, c)とおくと、

a-b+c=0

2a+3b-c=0

3a+2b=0

a:b:c=2:-3:-5

よって求める平面の方程式は

2(x-2)-3(y+1)-5(z+3)=0

2x-3y-5z-22=0

(6)

求める平面の方程式を

ax+by+cz+d=0

とおくと、この平面は問題より原点(0, 0, 0), (1, 0, -1), (0, 2, 3)の3点を通るので、

d=0

a-c+d=0

2b+3c+d=0

という連立方程式が成り立つ。これを解くと、

a-c=0

c=a

2b+3c=0

b=-3c/2

a:b:c:d=2:-3:2:0

よって求める平面の方程式は

2x-3y+2z=0

(7)

求める平面の方程式を

ax+by+cz+d=0

とおくと、この平面は3点(3, 4, -1), (1, 4, 5), (3, 0, 5)を通るので、

3a+4b-c+d=0

a+4b+5c+d=0

3a+5c+d=0

という連立方程式が成り立つ。これを解くと、

2a-6c=0

a=3c

14c+d=0

d=-14c

3c+4b+5c-14c=0

4b=6c

b=3c/2

a:b:c:d=6:3:2:-28

よって求める平面の方程式は

6x+3y+2z-28=0

(8)

問題の直線は(1, -2, -1), (0, -4, -4)の2点を通るので、この2点と原点(0, 0, 0)を通る平面が求める平面となる。その方程式を

ax+by+cz+d=0

とおくと、

a-2b-c+d=0

-4b-4c+d=0

d=0

という連立方程式が成り立つので、これを解くと、

c=-b

a-2b+b=0

b=a

a:b:c:d=1:1-1:0

よって求める平面の方程式は

x+y-z=0

(9)

(8)の原点(0, 0, 0)を(1, -1, 2)に変えて、

a-2b-c+d=0

-4b-4c+d=0

a-b+2c+d=0

b+3c=0

b=-3c

d=-8c

a=-6c+c+8c=3c

a:b:c:d=3:-3:1:-8

よって求める平面の方程式は

3x-3y+z-8=0

(10)

求める平面の法線ベクトルを(a, b, c)とおくと、問題の2直線と垂直なので、

(a, b, c)・(2, 5, 3)=0

(a, b, c)・(3, 6, 4)=0

2a+5b+3c=0

3a+6b+4c=0

また、求める平面は点(1, 3, -2)を通るので、

a+3b-2c+d=0

上記の3つの方程式からなる連立方程式を解くと、

-b+7c-2d=0

-3b+10c-3d=0

11c-3d=0

d=11c/3

b=7c-22c/3=-c/3

a=-3b+2c-d=c+2c-11c/3=-2c/3

a:b:c:d=2:1:-3:-11

よって求める平面の方程式は

2x+y-3z-11=0

(11)

求める平面の方程式を

ax+by+cz+d=0

とおくと、この平面は2点(0, 2, -4), (1, 0, 0)を通るので、

2b-4c+d=0

a+d=0

また、平面の法線ベクトル(a, b, c)はベクトル(2, 3, 1)に垂直なので

(a, b, c)・(2, 3, 1)=0

2a+3b+c=0

上記の3つの方程式からなる連立方程式をとくと

d=-a

2b-4c-a=0

2a+3b+c=0

7a+14b=0

b=-a/2

c=-2a-3b=-2a+3a/2=-a/2

a:b:c:d=2:-1:-1:-2

よって求める平面の方程式は

2x-y-z-2=0
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