2010年6月27日日曜日

"平面上のベクトル 複素数と複素平面 空間図形 2次曲線 数列 (数学読本)"の第9章(図形と代数の交錯する世界 - 平面上のベクトル)の9.2(ベクトルの応用)、いくつかの練習問題の問40を解いてみる。



問40

neu.Notesで描いたイメージ図

 点Pを基準として位置ベクトルを考え、

A(\vec{a}),\ B(\vec{b})

とする。

するとある負の数m,nが存在して、

C(m\vec{a}),\ D(n\vec{b})

と表される。

四角形ABCDは円に内接しているので、三角形PABと三角形PCDは掃除で、

\vec{PA}\cdot\vec{PC}=\vec{PB}\cdot\vec{PD}

m|\vec{a}|^{2}=n|\vec{b}|^{2}

また、点Mは線分ABの中点なので、

\vec{PM}=\frac{\vec{a}+\vec{b}}{2}

また、

\vec{CD}=n\vec{b}-m\vec{a}

このことと、四角形ABCDの対角線AC、BDが点Pで直交している、すなわち、

\vec{a}\cdot\vec{b}=0

以上から、

\vec{PM}\cdot\vec{CD}

=\frac{\vec{a}+\vec{b}}{2}\cdot(n\vec{b}-m\vec{a})

=\frac{-m|\vec{a}|^{2}+n|\vec{b}|^{2}}{2}

=0

よって辺ABの中点MとPを通る直線はCDに垂直である。(証明終)
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