2010年6月27日日曜日

"平面上のベクトル 複素数と複素平面 空間図形 2次曲線 数列 (数学読本)"の第9章(図形と代数の交錯する世界 - 平面上のベクトル)の9.2(ベクトルの応用)、いくつかの練習問題の問39を解いてみる。



問39

neu.Notesで描いたイメージ図

点Eは三角形ABCの辺をn:1に内分するので、

\vec{AE}=\frac{\vec{b}+n\vec{c}}{n+1}

また、

\vec{DF}=\frac{-n\vec{b}+\vec{c}}{n+1}\

となる。この2つのベクトルの内積を求めると、

\vec{AE}\cdot\vec{DF}

=\frac{\vec{b}+n\vec{c}}{n+1}\cdot\frac{-n\vec{b}+\vec{c}}{n+1}

=\frac{1}{n+1}(-n\vec{b}\cdot\vec{b}+\vec{b}\cdot\vec{c}-n^{2}\vec{b}\cdot\vec{c}+n\vec{c}\cdot\vec{c})

=\frac{1}{n+1}(-n|\vec{b}|^{2}+n|\vec{c}|^{2})

=\frac{n}{n+1}(-|\vec{b}|^{2}+|\vec{c}|^{2})

ここで、三角形ABCは角Aを直角とする直角2等辺三角形なので、

\vec{AE}\cdot\vec{DF}=0

よって、

\vec{AE}\bot \vec{DF}

(証明終)
blogram投票ボタン 人気ブログランキングへ Yahoo!ブックマークに登録

0 コメント:

コメントを投稿