2010年6月22日火曜日

"平面上のベクトル 複素数と複素平面 空間図形 2次曲線 数列 (数学読本)"の第9章(図形と代数の交錯する世界 - 平面上のベクトル)の9.2(ベクトルの応用)、分点の位置ベクトルの問25を解いてみる。



問25

点A, B, C, G, Pの位置ベクトルをそれぞれ  

A(\vec{a}),\ B(\vec{b}),\ C(\vec{c}),\ G(\vec{g}),\ \ P(\vec{p})

とおく。

Gは三角形ABCの重心なので

\vec{g}=\frac{\vec{a}+\vec{b}+\vec{c}}{3}

が成り立つ。よって

\vec{PA}+\vec{PB}+\vec{PC}

=\vec{a}-\vec{p}+\vec{b}-\vec{p}+\vec{c}-\vec{p}

=(\vec{a}+\vec{b}+\vec{c})-3\vec{p}

=3(\vec{g}-\vec{p})

=3\vec{PG}

よって問題の等式は証明された。
blogram投票ボタン 人気ブログランキングへ Yahoo!ブックマークに登録

0 コメント:

コメントを投稿