2010年6月22日火曜日

"平面上のベクトル 複素数と複素平面 空間図形 2次曲線 数列 (数学読本)"の第9章(図形と代数の交錯する世界 - 平面上のベクトル)の9.2(ベクトルの応用)、分点の位置ベクトルの問24を解いてみる。



問24

A(\vec{a}),\ B(\vec{b}),\ C(\vec{c}),\ G(\vec{g})

とおく。


点Gが三角形ABCの重心と仮定すると、

\vec{g}=\frac{\vec{a}+\vec{b}+\vec{c}}{3}

\vec{GA}+\vec{GB}+\vec{GC}

=\vec{a}-\vec{g}+\vec{b}-\vec{g}+\vec{c}-\vec{g}

=\vec{a}+\vec{b}+\vec{c}-3\vec{g}

=\vec{0}


逆に、

\vec{GA}+\vec{GB}+\vec{GC}=0

と仮定すると、

\vec{a}-\vec{g}+\vec{b}-\vec{g}-\vec{c}-\vec{g}=0

\vec{g}=\frac{\vec{a}+\vec{b}+\vec{c}}{3}

となり、点Gは三角形ABCの重点となる。
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