2010年5月3日月曜日

"簡単な関数 平面図形と式 指数関数・対数関数 三角関数 (数学読本)"の第6章 問37を解いてみる。



問37

(1)

問題の2次方程式が異なる2つの実数解をもつので

a^{2}-4b>0

b<a^{2}/4

が成り立つ。このとき2つの解をl, mとすると

l+m=-a, lm=b

となる。l, mがともに正の実数ならば、

-a>0, b>0

l, mがともに負の実数ならば

-a<0, b>0

よって求める点(a, b)の存在範囲は


(境界線は含まない)となる。

(2)

問題の2次方程式のが2つの異なる実数解を持つならば

a^{2}-4b>0

が成り立つ。また、異なる実数解をl, mとすると

l+m=-a, lm=b



l, mの差の絶対値が2より小さいので

|l-m|<2

すなわち

|l-m|^{2}<4

(l+m)^{2}-4lm<4

a^{2}-4b<4

よって求める点(a, b)の存在範囲は


(境界線は含まない)となる。
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