2010年4月14日水曜日

"簡単な関数 平面図形と式 指数関数・対数関数 三角関数 (数学読本)"の第5章 問14,15を解いてみる。




問14

対角線の長さをlとすると

l=\sqrt{x^{2}+y^{2}}

となるので、

l^{2}=x^{2}+y^{2}

が最小になるx,yを求めればよい。

2x+y=20

なのでこれを上記の式に代入すると、

l^{2}=x^{2}+(20-2x)^{2}\\<br />=5x^{2}-80x;400\\<br />=5(x-8)^{2}+80

よって断面の対角線の長さが最小になるのは

x=8,y=4

のときでその長さは

l=\sqrt{64+16}=\sqrt{4^{2}\cdot5}=4\sqrt{5}

すなわち

4\sqrt{5}cm

となる。


問15

問題の二等辺三角形の面積をS、底辺の長さをxcm、高さをycmとすると、

x+y=12\\<br />S=\frac{1}{2}xy

となる。これより

S=\frac{1}{2}x(12-x)

この方程式の軸は

\frac{0+12}{2}=6

となるので

x=6,y=6

のとき、すなわち二等辺三角形の底辺6cm、高さ6cmのとき、その面積Sは最大値

S=18cm^{2}

となる。

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