2010年4月8日木曜日

数・式の計算・方程式 不等式 (数学読本)"の第4章 問19を解いてみる。




問19

長方形の2辺の長さをそれぞれa,bとし、面積をS,周囲の長さを4lとする。このとき

S=ab,l=\frac{a+b}{2}

となり、

\frac{a+b}{2}\geq\sqrt{ab}

すなわち、

l\geq\sqrt{S}

となる。仮定より面積Sは一定なので、lが最小となるのは

l=\sqrt{S}
\frac{a+b}{2}=\sqrt{ab}

のとき、すなわち、

a=b

のときとなる。よって問題の仮定を満たす長方形は正方形である。


blogram投票ボタン 人気ブログランキングへ Yahoo!ブックマークに登録

0 コメント:

コメントを投稿