2010年4月4日日曜日

"数・式の計算・方程式 不等式 (数学読本)"の第3章 問43を解いてみる。




問43

(1)

両辺に、

3x^{2}-5x-2=(x-2)(3x+1)

をかけると

x+5=a(3x+1)+b(x-2)

よって、

3a+b=1\\<br />5=a-2b

これを解くと、

b=1-3a\\<br />5=a-2(1-3a)\\<br />a=1,b=-2

(2)

両辺に

x(x^{2}+2)

をかけると、

3x+2=a(x^{2}+2)+x(bx+c)

よって、

a+b=0\\<br />c=3\\<br />2=2a\\<br />a=1,b=-1,c=3

(3)

両辺に

(x-1)(x-2)(x+3)

をかけると

x^{3}+6x-15\\<br />=(x-1)(x-2)(x+3)+a(x-2)(x+3)+b(x-1)(x+3)+c(x-1)(x-2)

x=1,x=2,x=-3をそれぞれ代入すると、

-8=-4a\\<br />5=5b\\<br />-60=20c

よって

a=2,b=1,c=-3

(4)

両辺に

x(x-1)^{2}

をかけると、

2x+3=a(x-1)^{2}+bx(x-1)+cx

両辺の係数を比較すると、

0=a+b\\<br />2=-2a-b+c\\<br />3=a

よって

a=3,b=-3,c=5

(5)

両辺に

x^{4}-1=(x^{2}+1)(x+1)(x-1)

をかけると、

1=a(x^{2}+1)(x+1)+b(x^{2}+1)(x-1)+(cx+d)(x+1)(x-1)

x=1,x=-1を代入すると、

1=4a\\<br />a=\frac{1}{4}
1=-4b\\<br />b=-\frac{1}{4}

両辺の係数をそれぞれ比較すると、

1=a-b-d\\<br />d=-\frac{1}{2}
0=-cx\\<br />c=0

よって、

a=\frac{1}{4},b=-\frac{1}{4},c=0,d=-\frac{1}{2}

(6)

両辺に

x(x^{2}+1)^{2}

をかけると、

1=a(x^{2}+1)^{2}+(bx+c)x(x^{2}+1)+(dx+e)x

x=0を代入すると、

1=a

両辺の係数をそれぞれ比較すると、

0=1+b\\<br />b=-1

0=c

0=2+b+d\\<br />d=-1

0=c+e\\<br />e=0

よって、

a=1,b=-1,c=0,d=-1,e=0

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