2010年3月2日火曜日

GoogleドキュメントのTeXによる数式入力の練習。

(X,M,\mu)を測度空間とし、Aを可測集合、f,gをA上の可測関数とする。

A\in M

\forall a\in R\left[\left\{x\in A|a<f(x)\right\}\in M\right]

\forall a\in R\left[\left\{x\in A|a<g(x)\right\}\right]

このとき、f,gがともにA上でルベーグ積分可能で、

\forall x\in A[0\leq f(x)\leq g(x)]

と仮定する。そのとき、f,gを非負とすると、

0\leq s\leq f

を満たす任意の可測単関数に対し、

\int_{A}s\ d\mu\leq\int_{A} g\ d\mu

となるので、

\int_{A} f\ d\mu=\sup_{0\leq s\leq f}\int_{A}s\ d\mu\leq\int_{A}g\ d\mu

f,gが非負とは限らない場合も同様に、

\int_{A} f\ d\mu\leq\int_{A}g\ d\mu


以上をまとめると、

(X,M,\mu)を測度空間とし、Aを可測集合、f,gをA上の可測関数とし、

A\in M

\forall a\in R\left[\left\{x\in A|a<f(x)\right\}\in M\right]

\forall a\in R\left[\left\{x\in A|a<g(x)\right\}\right]

f,gがともにA上でルベーグ積分可能ならば、

f\leq g\Rightarrow\int_{A} f\ d\mu\leq \int_{A} g\ d\mu

が成り立つ。

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