2010年2月17日水曜日

GoogleドキュメントのTeXによる数式入力の練習。

集合、

R^{n}

に加法(和)、実数倍(スカラー倍)を導入し(ベクトル空間とし)、さらに内積、ノルムを導入してn次元Euclid空間とする。

n次元Euclid空間の0でない点a,bに対して数学学習の記録 94.4 n次元Euclid空間のノルムについて。の(4)より、

|a\cdot b|\leq |a|\ |b|\\
\frac{|a\cdot b|}{|a|\ |b|}\leq 1\\
-1\leq\frac{a\cdot b}{|a|\ |b|}\leq 1

となるので、

\exists1\theta\in[0,\pi ]\left[\frac{a\cdot b}{|a|\ |b|}=\cos\theta\right]

すなわち、

\exists1\theta\in [0,\pi]\left[a\cdot b=|a|\ |b|\ \cos\theta]

が成り立つ。この\thetaをa,bのなす角という。

また、

\forall a,b\in R^{n}[a\cdot b=0]

のとき、a,bは直交するといい、

a\bot b

と記述する。また、任意のベクトルaに対して

a\cdot 0=0

となるので、零ベクトルは任意のベクトルと直交する。また、ベクトルa,bが直交するとし、どちらも零ベクトルではないとすると、

\exists1\theta\in [0,\pi][0=a\cdot b=|a|\ |b|\ \cos\theta]

が成り立つので、

\cos\theta=0

すなわち、ベクトルa,bがなす角は

\theta=\frac{\pi}{2}

となる。

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