fを値が正の単調減少な連続関数とし、その定義域を
とする。そのとき、無限級数、
が収束すると仮定する。
関数fは単調減少で正の値をとるので、
となり、
となる。よって、
となる。よって、
となるので、積分
は収束する。
逆に、積分
が収束すると仮定する。
そのとき、上記の無限級数と積分の不等式より、
となる。この左辺は単調増加で上に有界なので、無限級数、
は収束する。
以上をまとめると、fを値が正の単調減少な連続関数とし、その定義域を
とするとき、無限級数、
が収束するためには広義積分
が収束することが必要十分である。
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