Vを体K上のベクトル空間(vector space)とし、Uをその部分空間とする。
また、加法群と考え、V/UをVのUによる商群とし、VからV/Uへの写像を
(自然な準同型写像(標準的準同型写像))とする。また、V/Uの元xUのスカラー倍a(xU)を定める。このスカラー倍が1意的であることを確認。
よって
以上より、V/Uの元xUのスカラー倍を定めても問題は無い。
このスカラー倍に関して、
そして、商群V/Uは(可換である)加法群でもあるので、商群V/UはK上のベクトル空間(vector space)となる。このベクトル空間をVのUによる商空間という。
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