Aを加法群(可換群)とする。
End(A)をAからAへの準同型写像(自己準同型写像)全部の集合とする。End(A)の元の算法、加法を
と定める。この加法が閉じていることを確認。
となるので、
また、End(A)の算法、乗法を写像の合成
とする。乗法が閉じていることを確認。
となるので、
上記の加法について。
よって、
また、
とすれば、
また、任意のfに対して、-fを
と定めると、
また、
よって、
よって加法について可換群となる。
また、
また、
よって、
同様に、
また、iを
と定めれば、
よって上記の算法、加法と乗法について集合End(A)は環(Ring)となる。この環End(A)を加法群Aの自己同型環という。
0 コメント:
コメントを投稿