2010年8月31日火曜日

"数学読本 (4) 数列の極限、無限級数 順列・組合せ 確率 関数の極限と微分法"の第15章("場合の数"をかぞえる-順列・組合せ)の15.2(組合せ)、集合の要素の個数に関するある公式の問31-34を解いてみる。



問31

(1)

4の倍数は

1000\div4=250

250個。

6の倍数は

1000\div6=166.\ \cdot\ \cdot\ \cdot

166個。

10の倍数は100個。

4と6の最小公倍数12の倍数は

1000\div12=83.\cdot\ \cdot\ \cdot

83個。

4と10の最小公倍数20の倍数は50個。

6と10の最小公倍数30の倍数は

1000\div30=33.\ \cdot\ \cdot\ \cdot

33個。

4と6と10の最小公倍数60の倍数は

1000\div60=16.\ \cdot\ \cdot\ \cdot

16個。

よって求める数の個数は

250+166+100-83-50-33+16=366

366個。

(2)

1000-366=634

634個。


問32

(1)

6の倍数は1666個。10の倍数は1000個。15の倍数は666個。6と10、6と15、10と15の最小公倍数30の倍数は333個。よって求める数の個数は

1666+1000+666-333*2=2666

2666個。

(2)

10000-2666=7334

7334個。


問33

720=2^{4}\cdot3^{2}\cdot5

2の倍数は360個。3の倍数は240個。5の倍数は144個。2と3の最小公倍数6の倍数は120個。2と5の最小公倍数10の倍数は72個。3と5の最小公倍数15の倍数は48個。2と3と5の最小公倍数30の倍数は24個。よって2,3,5のいずれかで割り切れる数は

360+240+144-120-72-48+24=428

528個。よって求める数の個数は

720-428=192

292個。


問34

6!-5!*2-5!-5!+4!*2+4!*2+4!-3!*2=348

348通り。

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